10年後のニッポン つづき

今日も朝から塾に来て、何だかんだと忙しい一日を過ごしています。

今朝の朝日新聞の「働く」という特集欄。「若者は今」というテーマで記事がまとめられていました。一部を抜粋しておきます。

・・・人口減などで国内市場は先細る。成長を続けるには海外市場に打って出るしかない。蘇さんたち(日本企業に新卒採用された外国人たち)のような新卒者には、新たな市場の「開拓者」という期待がかかる。2011年春に約80人の外国人新卒が入社予定という。(楽天のこと)

日本企業の「グローバル採用」が加速している。パナソニックは11年度の新卒採用の8割を、ユニクロを展開するファーストリテアリングも5割を、海外や外国人留学生から採用する計画だ。人材サービスのディスコが、従業員1千人以上の企業約200社に調査したところ、約4割が11年度に外国人留学生を採用すると回答した。一方、打たれ弱く安定を望むようになったといわれる日本の大学生。「採用枠自体が増えない限り、しわ寄せは日本人学生の採用減となって及ぶ」という・・・

今の小中学生が就職活動をするとき、ライバルは日本人ではないのです。全世界の同年代の若者たちがライバルになる。そんな時代がすぐそこまできている。というよりも、すでに始まっていると言っても良いのでしょう。

教育とは何なのか。それは「子供たちを一人でくっていくことのできるオトナ」にしてあげることではないでしょうか。それが原点だと思うのです。英語や数学はそのための道具です。はっきりとそう考えて勉強に取り組んでみたらどうでしょうか。好きだとか、嫌いだとかではなく、道具として身につけるしかないモノ。それが英語や数学だということです。

あらゆる面で「守られている」日本の子供たち。そんなぬるま湯のような状況の中からは「一人でくっていくことの出来る大人」は育っていかないと思うのです。それが今の子供たちの置かれた“場”ではないでしょうか。ひよこ

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