中3生の進路面談

前期の成績が出たので、中3生は3者面談を進めている。私と、生徒とお母さんの三者での進路相談だ。繰り返し言い続けているので、ほとんど全員の生徒が「受験生」として「高校受験」に挑戦していく姿勢を持ってくれている。前期選抜でどこかいけるところにいければ、なんて考えの生徒は1人もいない。うれしいことだ。

ちょっと自慢させてもらうと、今年のmiyajukuの中3生はみんな良くできる。5教科の評定合計をちょっと書き出すと、A君24、B君20、C君23、Dさん20、Eさん21、F君24、Gさん22・・・ という様子だ。学校成績の神奈川方式135点の点数で115以上がほとんどだ。120点代も何人もいる。135点の点数で120をこえていると、どこを受けても合格の可能性がある。もちろん前期で大和高校を受験しても合格できる。でもmiyajukuの生徒にはそうした選択をする生徒はいない。厚木や川和、希望ヶ丘に挑戦していく。

ただ、120をこえる内申点を持っていても、これらのトップ校に合格するためには入試で230点以上の得点は必要になる。220点代の得点だと不合格の可能性も出てくる。

彼ら、彼女らにはこう言っている。

11月半ばの後期の中間試験までは学校の勉強に専念すること。本当の意味での「受験勉強」はそこからスタートする。塾では10月末までで中3範囲の学習は終えているから、冬期講習の終わりまでしっかりと1、2年範囲の復習をふくめた受験勉強をする。1月になると、日曜ごとに模試を実施するから、その得点の推移をみて、最終的に願書を出す学校を決めればよい。それまでは、今までの目標校を下げる必要は全くない。とりあえずは併願する私立校を決めて、あとは自分との闘いに進んでいくことだ。

いくら易しい入試だからと言って、250点満点で230点以上の得点をとることはそう簡単ではない。でも、不可能でもない。それならば、出来る限りの努力をしてみてからの判断をすれば良いだけだ。努力はうそをつかない。高校受験は、じぶんがやっただけの結果を必ず見せてくれる。それならばやるだけだろ。

11月末から2月の半ばまでの80日ほど。この時間をいかに濃い時間に出来るか。それが中3生たちの高校進学後のすべてを決めるといっていいだろう。受験勉強を体験して欲しい。受験というモノの厳しさに少しでもふれて欲しい。そのことが、生徒たちをどれだけ成長させることか。この成長の時間を体験しないなんて本当にもったいない。

挑戦して欲しい。心からの願いだ。

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