ワールドカップと「はやぶさ」
オカダJAPANが勝ちましたねぇ 残りの2試合は授業中で生放送が見られないので、昨晩は貴重なテレビ桟敷でした。勝ち試合が見られてうれしかったです
ワールドカップもですが、「はやぶさ」もすごかったですね。ここに記事がありますが、低予算で数々のすばらしい成果を上げたんですね。
▽新型の電気推進エンジン(イオンエンジン)を使った惑星間航行
▽カメラ画像などを使い、地球からの支援なしに目標に近づいたり姿勢を制御する自律航法
▽月より遠い天体への到達・着陸・離陸
▽重力がほとんどない天体上での試料採取
▽小惑星から直接採取した試料
▽至近距離からの小惑星の精密な観測
宇宙のかなたまで旅をして地球に帰還しただけでもすごいのに、もしかすると「小惑星の砂」を持ち帰っているのかもしれないわけです。わくわくしますねぇ。
ちょっと不思議なのが、鳩山さん(東大、スタンフォード大/工学部)、菅さん(東工大/理学部)と理系出身の総理が続き、文科大臣(京都大/工学部)も理系の方なのに、どうして国の科学予算を削る方向ばかりにいくのかということです。日本という国は、世界中の人たちが欲しがるモノを作ることで国がなり立っているのですから、技術に対する投資は惜しむべきじゃないと思うのですが。みなさんはどう考えますか?
「はやぶさ」にかけられたお金はたったの127億円とのこと。H14年には「はやぶさ2号」の打ち上げが計画されているのに、必要な予算の170億円のうち認められたのは3千万だけとのこと。なんだかなぁ
今の子供たちって、どちらかというと自分の国に対してネガティブなことばかりを聞かされています。このところの宇宙をめぐる日本の活躍については、どんどん子供たちに知ってもらいたいです。そして、将来の技術立国としての日本を支える人材が一人でも多く育ってくれることを期待したいです。
さぁて、将来のJAXAの人材がmiyajukuから出ることを夢見て今日も授業です