今日が最終日

さて、第7回の県立高予想模試演習です。今日が最終日。10分前にはほとんどの生徒が机に向かい、それぞれにテキストを開きはじめている。良い緊張感がただよっている。ひとりひとりの顔つきも引き締まっている。1ヶ月前にこうなっていてくれたら・・・ということは言うまい。これで良いんだ。少なくとも10日前にこの雰囲気を作ることが出来た。

ひとりひとりのパワーだけでなく、miyajukuという塾全体のパワーを感じられる。集団のパワーは、ひとりひとりのエンジンにとって潤滑油の役割を果たす。みんなで合格、という私の理想とする塾の姿だ。

昨晩の授業の合間に全員と個別に話し合い、3名が志願変更をする結論となった。この時期、数字という現実を話すことが多くなる。県立高校の後期選抜も入試だけで合否が判定されるわけではない。学校ごとに違うが、4割から6割が学校成績によって決まる。

さらに後期定員の2割については、二次選考枠といってほとんど入試だけで合否が決まる。目標校にしっかりと合格するには、上から8割のラインを合格ラインとして考えた対応をする必要がある。ひとりひとりの目標校にあわせて、そうした数字をしっかりと教えてある。

こうした経験は彼ら、彼女らにとって初めてのことだ。いつもみんないっしょ、といった学校生活を過ごしている。数字でステージが区分されたことなど今までにはなかったことだ。でも、これからは違う。高校→大学→社会人と進むにつれて、数字というモノの持つ意味がどんどん大きくなっていく。

◇◇などは、私がつきつける数字を前に悔し涙を流した。自分の置かれた位置と、自分の頭の中にある自分の位置のギャップに対しての涙だろう。その涙は、高校生になって、現実の自分のステージを上げることで晴らすしかない。

あと10日だ。ここまで彼ら、彼女らを引っ張ってきたのは私だ。だからこそ、落としたくない。機関車役の私も疲れ気味だが、とにかくあと10日、何とか合格まで牽引していく。

生徒たちにとっては、ここから入試本番まで、1日ごとに成長していく時間を過ごす。見違えるように大きくなったその姿をお父さん、お母さんに見せてあげられたら、それが私の願いであるし、いただいた授業料に見合うだけの私の仕事の結果だと思っている。

今日は菜の花を塾の入り口に置いておきました。