ドラえもんがいなくなった

少し前のことになるが、Steve Jobs氏が亡くなった。私は1994年に知人から中古のMacintosh Classic II を譲り受けてからずっとMacファンだ。今も、i-Macを仕事場で、自宅ではPowerbookを、通勤時にはi-Padとi-Podを使っている。

何が良いって、Windowsは人が機械にあわせなければいけないのに対して、MacやAppleのデバイスは機械が人にあわせてくれる点だ。Windowsは機械に使われている感覚がぬぐえないが、Macではあくまで人が主体でいられる。

Steve Jobs氏をドラえもんにたとえた人がいるが、私も本当にそうだと思う。彼が生み出した様々なデバイスには夢があった。これを使って何をしよう、という気持ちをいだかせるものだった。手に取ることがわくわくするものばかりだった。

そんなSteve Jobs氏がいなくなってしまった。

もう、ドラえもんはこの世にいないのだ。

心にぽっかりと穴があいてしまった人たちが世界中にたくさんいるにちがいない。間違いなく私もその1人だ。Steve Jobs氏がいなくなったAppleが、今までのようにワクワクする製品を生み出してくるとは思えない。あのワクワク感は、Steve Jobs氏が手がけた“Toy story”の持っているワクワク感に似ている。あんな映画はもう二度とうまれないだろう。

Steve Jobs氏のプレゼンテーションは、いつも皆をおどろかせ、ワクワクさせるものだった。そんなSteve Jobs氏には名言もたくさんある。つぎの英文もそんな中のひとつです。難しい単語はありません。中3生レベルでも十分にわかるはずです。是非とも読んでみてください。

“Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life. Don’t be trapped by dogma – which is living with the results of other people’s thinking. Don’t let the noise of other’s opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.”

反転すると日本語が見えます。

ココから→あなたの時間(人生)は限られている。だから、他人の人生を生きることに時間を使うのはやめましょう。定説に惑わされてはいけない。そうすることは、他人が考えた結果に生きることにつながる。他人の意見という雑音であなたの心の奥の声を打ち消してはいけない。そしてももっと重要なことは、自分の心と直感にしたがう勇気を持つことだ。あなたの心と直感が、あなたが本当になりたいもの、進みたい道を知っている。それ以外のことは重要ではないのです。←ココまで

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