“良い子育て”のイメージ

ちょっと厳しいことを書きます。

子供にあまい親があまりに多いのではないでしょうか。

先日もこんな電話をいただきました。「雨に濡れて風邪をひかせてもいけないので塾を休ませます」。私は「そうですか」としか言いようがありませんでした。風邪をひいて熱がある、といった場合であれば補講を組んでいきますが、この場合は補講を組む気持ちにもなれません。

私は子供たちにはっきりといいます。「君たちはお父さん、お母さんが高い授業料を納めてくれているので塾に通ってこられる。はっきりいって、授業料分の成果をあげないとワタシは君たちのお父さん、お母さんにすまない。君たちも『払った分以上の成果』をあげるつもりで塾を利用しよう」

でも、その授業料を払っていただいている親御さんにそうした意識がなければどうしようもありません。

“カーリング・ママ”という言葉がはやったことがあります。カーリングという競技は、ほうきで氷をはいて石が進みやすくします。“カーリング・ママ”とは、子供がつまずきそうな障害を母親が前もって取り除いてしまうことを言います。何だか、そんなお母さんが増えているように思えるのですが。

かといって“ほっとけ”といっているのではありません。ワタシは、親は子供には出来るだけかかわった方が良いと思っています。問題はかかわり方です。子供と一緒に遊ぶこと、一緒に勉強することは、“カーリング・ママ”ではありません。

障害を取り除いてやるのではなく、一緒になって取り除き方を考え、時には取り除き方のアドバイスをする。でも、結果的に障害を取り除いているのは子供自身。

そんなイメージが“良い子育て”なのではないでしょうか。