作文講座について

今日の午前中は横浜にて「作文講座セミナー」でした。3時間×2日の講義で15,000円のセミナーです。そのまますぐに使える、というわけではありません(セミナーの内容はそうなっています)が、いろんな意味で“役に立ちそうな”テクニックがたくさん学べたセミナーでした。今月中にもう一度あります。その間に、どうやってmiyajukuの講座として取り入れるか、思案したいと思っています。

今日のセミナーの講師に共感できるのは、作文は型を教えることだ、という点です。何かを書く、ということは、人に伝える、ということを意味します。伝えるためには、お互いが理解できる“共通のフォーマット”がなければなりません。小、中学生に学んでもらいたいのは、このフォーマットです。何を伝えるか、ではなくて、どのように伝えるか、ということです。

今の学校の国語の授業は、何を伝えるか、に重点が置かれている、というのは何度も書いています。それは必要ない、とは言いません。でも、小、中学生は、どのように伝えるか、をどこかで学んでいるのでしょうか。実は、そうした How to は、ほとんど学んでいないのです。多くの先生は、自由に書きなさい、と言います。こんな無責任な指導は本当はないのですね。自分の意見をきちんと人に伝えるためには、きちんとしてた“型”にはまった書き方が必要なのです。

私の作文講座は、その“型”をしっかりと身につけてもらうためのものにしたいと思っています。といっても、なかなか難しい。数人を相手にする授業ではなく、少なくとも10人を相手にする仕組みにしたいと考えています。今日のセミナーで学んだやり方もひとつの参考になります。

何とか、夏の講習には間に合わせたいです。

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