宮崎駿さん

ネット上では宮崎駿さんのYouTubeでの発言が話題になっています。こうした話題はマスコミではゼッタイに取り上げられないので、リンクをしておきます。

http://www.youtube.com/watch?v=fOrIuDBaivI&feature=related

宮崎駿さんは、菅総理に「頑張れ!」とメッセージを送っています。

えっ、何であの宮崎駿さんが菅総理にエールを送っているの。菅総理ってどうしようもない人なんでしょ。わけわからない、という感想を持たれるかもしれません。でも、ネット上ではソフトバンクの孫さんをはじめとして、いろんな方が菅総理に「頑張れ」といっているのです。

めちゃめちゃに言われている菅総理です。でも、よく考えてみると、この震災への対処として、何か大きな失敗をしたでしょうか? 具体的に挙げられる人はいないんじゃないでしょうか。前の総理やその前の自民党の総理だったら、もっとすごい対応が出来たのでしょうか。そんなことはないでしょう。いろいろ文句は言いたいところですが、まぁ、こんなもんでしょう、という仕事はしていると思うのです。

政治家って、好きか嫌いかではなく、何をしてくれるのか、で判断した方が良いと思うのです。少なくとも、菅総理がやろうとしている「自然エネルギーの全量買取制度」には私は大賛成です。というより、この法案に反対する意味がよくわかりません。私も今回のことがあるまで、原発は地球温暖化阻止のために、資源のない日本には不可欠だ、と思っていました。見事に電力会社の洗脳を受けていたのですね。

原発がなくても、1年のうちの9割は電力は足りているということ。残りの1割の暑い日の需要をどうまかなうか、という問題だと言うこと。例えば(あくまで例えです)犬吠埼に大きな風力発電所を築くだけで、その1割は十分にまかなえるという事実。それでも原発を動かしますか? という問いに私たちはどう答えられるでしょう。

原発のコストは安い、という人がいます。でも、それって、使用済みの燃料の捨て場所もなく、こうして事故が起こればたいへんな保障を要求される、そんなコストを無視してのことでしょう。そもそもゴミの捨て場所もないままに原発は動いているわけです。しかも、その保障を増税という形で負担させられたらたまったものではありません。

スマートメーターというのをご存じですか。欧米では導入が進んでいるようです。このメーターをとりつければ、電力の供給不足が起こったときに、一律に20パーセントの電力カット、なんてことが出来るそうです。また、その際に、病院や公共施設などにはいつも通りの電力供給をする、といったことも出来るそうです。そうです。あの「計画停電」なんていうアホなことをしなくても、電力の需給を調整できるわけです。さらに、スマートメーターは、ネットを介して、私たち消費者が家電制御も出来るのだそうです。

こんな良いシステムがありながら、どうして誰も導入しようとしないのでしょう。そうです。こうしたシステムが導入されることで、既得権益を脅かされる組織や人がいるからに違いありません。

今、大切なことは、身の回りで起こっていることに対して、ちょっと立ち止まって考えてみることだと思います。一方からの見方ではなく、必ず、もう一方からの見方も試してみる。情報を鵜呑みにしない。ある意味では「へそまがり」になること。そんなことが大切なのではないでしょうか。

今日は、学習塾のブログではありませんでした。すいませんひよこ

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