北アルプス
長いお休みをいただいております<(_ _)> 昨日、遅くに北アルプスから帰ってきました。久しぶりに中央道の渋滞にはまりました 震災のあと、人の流れが悪くなっていたようですが、これで大丈夫だ、と渋滞にはまりながらも笑顔が出てきました。
さて、今回登ってきた山は北アルプスにある“燕岳”という山です。妻が同行したので、春山初心者でもOKの山です。といっても、アイゼン、ピッケルは必携ですし、春山というのは一年の中でも最も積雪の多い、なおかつ雪崩の多い時期です。この連休中に北アルプスだけでも何人もの遭難者が出ています。とくに、29日~30日にかけては、落雷での死亡者も出てしまったようです。
幸いにも私たちが登った1日~2日にかけてはそれなりの天気に恵まれ、すっかりと雪焼けしてしまいました。山頂からの眺めはもう本当にサイコーでした。とりあえず1枚目は昨日の朝の“燕岳”です。西側の斜面は雪は風に飛ばされてありません。東側の朝焼けている側には大きな雪庇も張り出しています。
つぎの1枚は日の出直後の“槍ヶ岳”です。もう本当に泣きたいぐらいの美しさでした。というよりも、じっと槍ヶ岳をはじめとした山々を見ていると涙が出てきてしまいます。何ともいえないすばらしさです。この景色は、自分の足で数時間をかけて雪と格闘して、汗を流して登った者だけに姿を見せてくれます。
山は人が人であることを思い出させてくれます。人が自然の中にあることを思い起こさせてくれます。同時に、何もかも自己責任で、自分の命の管理さえしなければいけない状況を山は与えてくれます。そうした中に身をおくと、死んでいた五感が見事によみがえってきます。
山は良いです
写真は、今日の夜にでもアップできたら、と思っています。