勉強のしかた

長いお休みのあとの授業ですが、私自身は何の問題もなくもどれています。というよりも、久しぶりの授業が楽しくてしかたがありません。やっぱりこの仕事が大好きなんですね。今日の午前中は「受験小6クラス」の授業です。算数は「回転体の体積と表面積をもとめる」という単元なんですが、子供たちがわかっていくプロセスがおもしろくてたまらないです。

このクラスには連休中にある意図を持った課題を出していました。算数も国語も復習課題です。詳しい解答、解説もつけての宿題でした。どんなやり方をしてくるかなぁ、と期待をしていたのですが、全員ダメでした。やりっ放しの生徒も何人かいて、それ以外も、ただ○や×をつけただけ、という生徒ばかりでした。

もちろん、中学生や高校生でも、問題をやり、自己採点をして、その後に間違った問題を見直す、といった一連の学習が出来る生徒は少ないのが現実です。でも、私立中学を受験しよう、という生徒たちには、こうした学習法をしっかりと身につけて欲しいです。そうでないと、秋以降に進めていく「過去問題演習」が出来なくなってしまいます。

それぞれの受験校の問題を解き、自己採点し、出来なかった問題を分析、さらに、そこから自分の弱点を見つけ出して補修(習)する。出来れば受験校の出題傾向を自分なりにつかんで、どの問題とどの問題を解けるようにしよう、なんて作戦まで立てる。そんなことが出来る生徒だけが合格を手にすることが出来るのです。

本来であれば、中学生にもそんな自学ができる学習姿勢を持ってもらいたいです。でも、中学生の学習は「定期試験対策」がメインになってしまいます。この「定期試験対策」は、自学なんてことをいっているよりも、同じ問題のパターンの繰り返し演習が効果的です。当然、成績アップのためにはそうした学習法をとることになります。

つまり、学校の成績アップと本来の学力とは連関しないのですね。そのことを知っておかないと、高校生になってとたんに「勉強のしかたがわからない」ということになってしまいます。もちろん、しっかりと高校受験に取り組んだ生徒たちには、定期試験対策と本当の意味での勉強の違いがちゃんとわかっているはずですから問題はありません。

勉強のしかたって難しいんですよ。ただ、勉強しなさい、ではなく、そのしかたにまで親は目を向けたいですね。