ムダなセミナー
今日の午前中は、横浜まである教材会社の「公立入試分析セミナー」というのに出かけてきた。現中2からの高校入試制度改革が予定されており、学習指導要領も小、中と改訂されていく。入試がどのように動いていくのか、少しでも情報を手に入れておきたいと思っている。
正直、今日のセミナーは10分で帰りたくなってしまった。ただ、会場が狭く、たくさんの人が詰め込まれていて、途中で退場のしようがない。苦痛の2時間を過ごさざる得なかった。あれだけわかりきっていることをしゃべられてはたまらない。知りたかった情報も新聞で発表されていることがソースになっていただけだった。
このあともいくつかのセミナーが、模試会社、教材会社などが主催で開かれる。ムダかもしれないが出席するつもりだ。同時に、県教委などから直接情報を持ってくる先生からもお話しをうかがうつもりだ。今日も偶然帰り際にそうした先生にお会いでき、お昼を食べながらお話しをうかがえた。そちらの情報の方がセミナーの百倍は役に立ちそうだ
高校入試は覚悟の問題だと思っている。高校入試を経験するのかどうか、という覚悟だ。えっ、中3生は全員が高校入試を経験するんじゃないのですか? と言う声が聞こえてきそうだ。まずはそれが大きな勘違い。今や、中3生の3人に2人は、入試を経験しないで高校生になっていく。推薦制や前期選抜制といったモノには入試は存在していない。ある一定の学校成績で線引きされ、それを越えたところを受ければ受かる、という仕組みだからだ。
わたしの願いは、挑戦ということだ。高校入試で挑戦しないで先に進むと、そのままずっと挑戦しない流れが出来てしまう。大学入試は5人に4人はAOやら推薦やら、入試を受けても結果のわかっている入試で大学に進んでいく。その先に待っているモノは「厳しい現実」だというのに・・・
さて、今週と来週は定期試験対策となる。身を粉にして働きます