鎌倉散歩

気持ちの良い天気の日曜日でした。友達と二人で鎌倉をぶらぶらと散歩してきました。まずは海沿いにある安国論寺へ。今年は花の開花時期が半年ほど遅いですね。えびねはまだ芽吹いたばかり。それでも花ももとみつばつつじが満開で目を楽しませてくれました。芽吹きはじめたばかりの薄緑の木々の葉もきれいでした。

ちょっと残念だったのは、このお寺の近くにあった「竹之家」というおいしいおそば屋さんがなくなっていたことです。きれいな更地になっていました。しかたがないので、気持ちの良い春の鎌倉を３０分ほど歩いて、頼朝の墓の近くにある「千花庵」まで歩きました。ここも人気店ですのでお昼時は並ぶのを覚悟していましたが、お客さんがいません。ビールと鴨肉と野菜の天ぷらを注文します。

この鴨肉がおいしいこと。お店の方と話してみると、地震以来ぱったりと客足が途絶えているとのこと。確かに、鎌倉を歩いている観光客も少ないです。ここのせいろは香りもこしもばっちりです。今日は１日２０食限定の田舎せいろをいただきました。十割そばです。本当においしいおそばでした。

ここから鶴ヶ丘八幡宮を通って長谷にある鎌倉文学館まで歩きました。途中、はなももをついばむシジュウカラを見たり、流鏑馬を見たり、とあきもせずぶらぶらと散歩を続けます。結局、鎌倉の内円をぐるっと2/3周した感じですね。どこも花の季節は半月先でした。

それにしても人が少ない鎌倉でした。小町通りもいつもの半分以下の人手でした。早く、みんなの気持ちが、鎌倉散策を楽しめる余裕が持てるようになると良いですね。そうでないと、観光地はもちろんのこと、日本の経済全体がものすごい落ち込みになりそうで心配です。箱根あたりはふだんの７割～８割もお客さんが減っているとのこと。西日本からの修学旅行客も減るでしょうし、何とか、消費マインドの冷え込みを阻止できないものでしょうか。

それと、こんなブログを書くと、必ずコメントを寄せてくれたウロコ先生がいらっしゃらないのが本当に残念です。