引っ越しの手伝い

やらなければいけない仕事は山積みなのだが、昨日と今日は息子の引っ越しの手伝いをしていた。四月まであと十日ほど。研修もあり、ここでしか引っ越しの日程がとれない。地震もあり、準備もあまり出来ていなかった。とりあえずの荷物を運び、現地の家電量販店やホームセンターで必要なものをそろえる。私は運転手。ガソリンも、妻が三件のスタンドをめぐって、10リットル、20リットルと給油した。

子供は大人になったら家を出るべき、と言うのが私の考え方。いつまでも親元に「大人になった子供」がいることは良くない。いろんな意味で「自立」を阻んでしまう。たまたま大学が品川だったので自宅通学が出来たから、経済的な面でも自宅から通った。来月からは社会人。しかも、会社が借り上げた都心のワンルームマンションに自己負担一万数千円で入居できる。出て行くしかないでしょひよこ

といっても、22年間もいっしょに暮らしてきたわけで、妻はそれなりに寂しいようだ。今日も、細かいものなどもふくめて、新しい生活のあれこれを準備していた。でも、親にとってもひとつの区切りでしょ。ここまで育てたこと。ここまで育ってくれたこと。お互いがそれを喜んで「新しい一歩」を踏み出すときです。

震災で、4月から働くはずだった企業から、内定の取り消しをもらっている大学4年生もいるとのこと。働ける喜び。自分と社会を結びつける「場」が与えられた喜びを感じながら社会人としての一歩を進んでいって欲しい。

息子の大学も卒業式はなくなったようだ。卒業証書も郵送で送られてくるらしい。静かにいなくなるだけのようだ。こうした時なのでしかたがない。代わりに、家族で「卒業式」をやってあげた。といっても、茅ヶ崎の「熊や」というお店での食事会ですが熱帯魚 

とってもおいしいお店でした。

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