明日には消しているかも・・・

皆さんに申し訳ないが、塾のある周辺地域は停電の除外地域になっている。人間というのは自分勝手な生き物で、停電がない地域で仕事をしていると、それが当たり前になってしまう。先ほども妻がつぶやいていた。「明日は18:20から22:00までが停電ね。この時間が停電だと何もできなくなってしまうわ。」私の家がある地域は毎日必ず停電がある。

首都圏のほとんどの大学では卒業式も行われていない。家の息子も卒業証書は郵送だという。早稲田大学は授業の開始を一ヶ月遅らせるらしい。入学式もおこなわれないかもしれない。小学校、中学校、高校でもどうするのかわからない。街は外看板がほとんど点灯していない。電車に乗っても明かりはついていないために車内は暗くて、ヒーターもついていないので寒い。

そんな中、プロ野球の開幕日でもめているようだ。首都圏では計画停電で困っている個人も企業も多い。そんな中、東京ドームに煌々と明かりをつけてナイターをやろうという神経がわからない。読○新聞のオーナーは民△党が大嫌いだ。そうした感情から「プロ野球の開催はお上が決めるものじゃない」なんて発言が出てくるのだろう。

yahooのニュースソースはなぜか読○新聞と産○新聞が多い。だからyahooのサイトばかりを見ていると民△党嫌いになっていく。googleは朝日も日経も毎日も読売も掲載している。こちらの姿勢のほうが民主的だといえる。どの検索サイトを使うかだけで、その人の社会に対する「目」の向き方が変わってきてしまう。

放射能の汚染も広がりつつある。ついに水道水からも放射性物質が見つかったという。ミリシーベルトといった単位が日常的に使われている。相変わらず、スーパーでは「納豆、豆腐、牛乳、パン、鶏肉」が品薄になっている。どうして「豆腐が?」という疑問がわいてくる。個人の買占めが原因らしい。明日以降はミネラルウォーターがスーパーの棚から消えるのだろうか。チェーメールも横行しているようだ。

とにかく、しっかりと自分をもって対処していくことが大切だ。まずは、どんなニュースに対しても、その出所を丁寧に確認したい。同時に、同じ出来事に対して、複数の意見を対照させることを心がけたい。こんな時だからこそ、大人の、親の、対応を子供たちはじっと見ている。自分の毎日の行動を子供たちは注視している。それを肝に銘じて行動すべきだ。子供は大人を見て育つ。

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