塾の姿勢

昨日はさすがに疲れていたようだ。9時過ぎに寝てしまった。身体が疲れているのではなく、気持ちがいっぱいいっぱいになりつつある。今朝もジムによって1.2kmほど泳いできた。身体を動かすと気持ちもシャキッとしてくる。とにかく今週が山だ。自らにムチをうつしかない。

高校受験はある程度結果を予測することが出来る。学校成績と当日の入試で合否を決めているからだ。神奈川県の入試では学校ごとにその比率が違うが、内申:入試の割合が4:6の学校だと、内申1点が入試1.2点ほどに相当する。つまり、学校成績で5ポイントを逆転するには6点以上の差を入試得点でつける必要がある。内申5ポイントの差を、大きいと見るか、小さいと見るか・・・ ここに塾の姿勢が出てくると思う。

誰だって生徒に合格してもらいたい。落としたくない。当たり前の話だ。でも、そのために志望校を1ランク下げさせる指導をしたくはない。そうした指導をしている塾の話も聞くことがある。いや、批判しているのではない。それもひとつの指導だと思う。高校入試でムリすることはないと考えている親御さんも多いことは確かだ。

miyajukuの生徒たちはみんなチャレンジャーだ。といっても、無謀なチャレンジャーは1人もいない。たとえば、希望ヶ丘や川和を受けていく生徒たちは120代半ばの内申点をもっている。前期では受からないが、後期では受験者のほぼ上位1/3に入っている内申点だ。あとは入試で225点以上を得点できれば合格できる。110代後半の内申点で大和を受験していく生徒も同じことだ。この内申で220点前後の得点で合格は間違いない。

もちろん、中には学校成績では全くボーダーに達していないのにチャレンジをする生徒もいる。これは神奈川県の公立高校入試制度の中にある2次選考を利用しての合格を目指している生徒だ。2次選考とは、後期選抜試験の定員枠の2割についてもうけられているもので、多くの学校が学校成績を見ずに当日の入試だけで合否を決めている。大和高校であれば166人の定員のうち33人はこの二次選考で合否が決まる。225点をクリアできれば合格できるだろう。

こうしてしっかりと目標を定め、何度もの予想模試演習を繰り返して志望校を決定している。当日、しっかりと自分のチカラを発揮できれば全員が合格できるはずだ。ただ、何があるかわからないのが入試だ。毎年、miyajukuの県立高校受験生も涙をのむ生徒が出てきてしまう。

私は「挑戦することがその生徒を成長させる」ことを知っている。大切なことは「チャレンジすること」なんだ。

でも、全員が合格して欲しい。今年こそ、みんなの「受かったよぉ大笑い」の笑顔を見たい。心からそう願っている。

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