国語力検定

国語力検定の結果が戻ってきました。

この検定試験は基本的にスコア制ですが、総合得点と5つの分野別得点によって級も認定されます。特級/大学生、社会人レベル。1級/高校2〜3年生レベル。2級/中学3年生〜高校1年生レベル。3級/中学2〜1年生レベル。4級/中学新入生レベル。5級/中学新入生レベルに達していない。

今回は中学1年生から高校2年生までの塾生全員に国語力検定を受検してもらいました。小学生は国語力基礎検定です。結果は大変厳しいものでした。詳しくは書きませんが、ほぼ全員が、自分の学年として到達すべきところまで達していませんでした。

国語力検定については ここ  http://www.zkai.co.jp/kentei/about/result.html に詳しいことが掲載されています。お父さん、お母さんは、今回お返しする分析表と比較しながらお子さんの国語力についてしっかりと確認をしておいてください。とくに「読む力、書くための力、聞く力、話すための力、総合的国語力」のどの分野が弱いのかをみておいてください。

国語力検定

問題なども ここ  http://www.zkai.co.jp/kentei/news/1201.html からダウンロードできます。

国語の力はあらゆる教科の土台です。また、社会に出てからは最も必要とされる力です。その国語力がこれだけ欠けているという事実は私にとってもかなりショックです。

学習塾にとっては、国語という教科は最も後回しになってしまう教科ですし、お父さん、お母さんの塾に対する要望も、数学や英語などの、わかるわからないがはっきりする教科にむきがちです。その指導法も学校の定期試験対策が中心で、本来の国語力アップにつながる授業は学習塾には不要なことも事実です。

といって、今の中学校や高等学校の国語の授業が、生徒たちの国語力アップに必ずしもつながっていない事実もあります。それは今回の結果を見ても明らかです。miyajukuとして国語のチカラをどのようにつけさせていくか。かなりな難問です。とにかく考えてみます。来年度の課題ですね。

それにしてもここまでひどかったか、といった結果になりました。その事実をしってりと受けとめて分析することからはじめます。

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