来春の入試問題について その1

今日の午前中は、横浜で開かれた教育開発出版という模擬試験や塾教材の会社が主催した「神奈川県入試問題研究会」というセミナーに参加してきました。

来春からの神奈川県の入試は制度改革だけでなく、入試問題そのものも大きく変わろうとしています。どちらかというと制度改革よりも、この入試問題改革の方が生徒たちに与える影響は大きいと考えています。

何度か書いていますが、神奈川県の入試問題は全国で1、2位を争うほど易しいものでした。とくに首都圏ではダントツに易しかったわけです。しかもトップ校については独自入試を実施していたので、共通問題に関してはその傾向に拍車がかかっていまた。

その流れが完全に変わるわけです。同時に50点満点が100点満点に変わります。今までは5秒で出来る計算問題も5分はかかる図形の問題も同じ2点配点だったのが、来春からは「差」がつけられることになります。

昨年末に県教委が出した「新傾向の出題例」はすべてても難しいものでした。もちろん、すべてがそんな問題になるわけではなく、全体の20%から30%がそうした問題になるのでしょう。残りは今までの傾向を踏襲するのでしょう。

とはいっても、新傾向問題と今までの問題の難易度の「差」はおおきなものがあります。たぶん、新傾向問題以外の問題も「ゆるやかに難易度を上げる」ことになるはずです。

といっても、新しい入試問題を解かねばならないのは上位校を受験する生徒だけです。座間高校、海老名高校ラインから上を受験する生徒でしょう。なぜならば、それ以下の高校を受験する生徒は、あの新傾向の難易度の高い問題を解けないからです。みんなが解けないのであれば、入試の合否には関わりありません。その他の易しい問題をどれだけきちんと解けるかで合否がわかれます。

来春の入試問題についてはこれからシリーズで書いていく予定です。