県立高校の志願者倍率
さて、倍率についてです。miyajuku周辺校について載せておきます。
高校名 後期定員 2/7志願者 倍率
川和高校 220人 433人 1.97倍
市が尾高校 198人 421人 1.96倍
大和高校 166人 259人 1.56倍
座間高校 138人 206人 1.49倍
大和西高校 138人 196人 1.42倍
海老名高校 213人 319人 1.50倍
湘南台高校 138人 251人 1.82倍
平沼高校 194人 322人 1.66倍
麻生高校 138人 142人 1.03倍
川和高校は昨年度も激戦でしたが、今年もそれ以上の大激戦になっています。この地域の2番手校の市が尾も大変な倍率が出ています。田園都市線沿線の旧横浜北部学区は人口も増えていて、今年はいくつかの学校で定員を増やしてはいるのですが、他地域からの受験者が想像以上に多かった、ということでしょうか。そもそもmiyajukuのある大和市も他地域です。ただ、電車の便が良いのと、渋谷方面に上る、といった点でこの田園都市線沿線の高校を志望する生徒が多いことは確かです。川和を受験する生徒は230点。市が尾を受験する生徒は220点を目標としないとダメでしょう。厳しい戦いになります。
逆に、大和高校は横浜北部地域などからの受験者が増えてそこそこの倍率が出る学校になっています。この後も、川和などからの志願変更で倍率がさらに上がるはずです。大和を受験する生徒も220点をこえたいです。海老名は厚木がとんでもなく低倍率なのでほとんどこのままではないでしょうか。座間については、どの程度、市が尾などから志願変更があるかわかりません。少しは倍率が上がるのではないでしょうか。海老名も座間も215点が目標得点になります。大和西は昨年よりも志願者が集まりました。このあと、市が尾などから志願変更がとのていどあるかですが、ほとんどこのままの倍率でしょう。200点をこえることが目標です。
他の地域でも、湘南高校が2.25倍、翠嵐高校が2.28倍などとすごい倍率になっています。こだわりの入試というか、どうしてもここに行くんだ、といったスタイルの入試をする生徒が多いのでしょう。来年以降は前後期が一本化されます。どんな受験者動向となるのか、今回の後期選抜試験の倍率がその方向性を知る手がかりになるはずです。同時に、今年までは250点満点で250点をとることも可能なやさしい入試なのが、来年度からは100点満点で難易度がかなり上がるわけです。日頃からそうしたことを意識してやっていかねばなりません。
まずは中3生です。あと1週間。何度も言っていますが、背筋を伸ばし、前をしっかりと見てやっていきましょう。