私立高校の入試日
といっても、基本的には「合格が確約されている」ので、入試とはいえません。生徒たちには、服装、髪型、持ち物、等々に細心の注意をはらうこと。受験会場の行き帰り、駅を下りてから会場までもしっかりと見られている、という意識を持つこと。会場では友達とぺちゃぺちゃと話し込んだりしないで、真剣に試験問題に向かうこと。そんな注意をしました。
miyajukuでは、私立校の入試問題を一切やりません。生徒たちにも「ゼッタイにやるな」と言っています。「見てもダメだ」とも言っています。私立校の入試問題は難しいんです。英語などほとんどわからない単語だらけです。やれば「できない。どうしよう」という気持ちになってしまいます。だから過去問などゼッタイにやらせません。
県立高校の入試は来週です。「二兎を追う者は一兎をも得ず」のことわざ通り、県立高校の入試問題の傾向に徹底して頭を慣らすのであれば、私立高校の入試問題はやってはいけない、というのが私の方針です。当日の得点にかかわらず、合格は決まっているのですから。それに、真剣に取り組めば、うちの生徒たちならばそこそこの得点はみんなとれるはずです。とにかく、頭の中は、来週の県立高校の入試問題一色に染めてしまうことです。
テストを終えた生徒たちは、そのままおにぎりをもって自習に来ています。
「どうだった?」
「いやぁ、英語がメチャクチャ難しかったです」
「いいんだ、いいんだ。別にできなくったって」
こんな会話を交わしました。県立高校の問題が易しすぎるのか、私立高校の問題が難しすぎるのか、そのどちらも正解ですね。いずれにしても、生徒たちの目標はあくまでも16日です。みんな緊張感につつまれはじめてます。きっと、お家もそんな空気なのでしょう。お母さん。もう少しです。頑張って下さい。
このblogをお読みになっている私立の先生に怒られてしまいますね。
どうもすいませんm(_ _)m
笑って通り過ぎて下さい(^_^;)