△△君にとってのボランティア活動

9日から11日にかけて生徒たちをつれて行った被災地へのボランティア活動。ポツポツと生徒たちの感想が手元に入ってきました。どの感想からも読み取れることは、こどもたちにとって「大きな体験」だったということです。

そんな中、△△君の感想を紹介します。中2の△△君は、夏の講習に入ってからちょっといろいろあった生徒です。最終日のまとめテストも無断でサボりました。その後、お母さんも交えて話をし、宿題の提出とまとめテストの受験、ボランティア活動に対しての自分の考えをしっかりと私に話す、ことなどを条件にしてつれて行くことにしました。

そんな△△君でしたが、向こうに行ってからの活動は目を見張るものがありました。どちらかというと口べたで自分の考えをしっかりと人に伝えるのがへたくそな△△君です。そんな彼が暑い中で黙々と働くのです。夜のミーティングでもしっかりと自分の意見を述べるのです。目を見張りました。そんな△△君の感想です。

僕ははじめて宮城県に行きました。最初は力仕事なんて楽勝だと思っていたけど、実際やってみるとつらかったです。僕が今回学んだことは、今ある生活のありがたさです。宮城は津波の被害が大きく、家などが流されていて、建物があっても中が壊されていて無残な姿になっていました。津波の被害の大きさを実感しました。そして、今この家があり、学校に行けて、生活が充実している、今の暮らしがとてもありがたく思えました。とてもぜいたくなものだと思いました。宮城でボランティアが出来て良かったです。一刻も早く復興して欲しいです。

今の自分の生活がぜいたくだと思えた、という一文は泣けました。△△君の中に、自分の生活する世界と全く違う世界が被災地にあることがしっかりと刻まれたのです。こうしてこどもたちは成長していきます。いろんな意味で、△△君にとっては今回のボランティアは大きな意味を持ったはずです。

これからも機会を見ながらこどもたちのボランティア活動の感想を紹介していきます。