得点へのこだわり

中学生は前期の期末試験直前です。授業は試験対策が続きます。ちょっと頭が痛いのは、○○中が4日からがテスト期間で、△△中が18日からとなっていること。ほぼ9月一杯は授業を先に進めることが出来ません。本当に痛い。中1,中2はまだ良いのですが、中3は、学校の定期試験対策と2月の入試対策をどうバランスとってやっていくか、ということが大きな問題になります。とにかく計画的に効率よく。そのために塾に通ってもらっているようなものなのですから。

試験対策といってもおおきく二つに分かれます。ひとつは、試験範囲の内容が不確かなので、それをもう一度しっかりと身につけさせる必要のあるグループ。たとえば、循環小数を分数に直すやり方を忘れてしまっていたり、しっかりと身につけていなかったりする生徒たち。miyajukuの場合はこうした生徒はそれほどいません。ほとんどの生徒は復習の課題もすらすらと進めていきます。単語が書けない生徒なんかほとんどいません。

問題はこうしてすらすらと問題を解けるからといって、定期試験の結果がほぼ満点近い得点がとれるかというと、必ずしもそうならないことです。最もチカラを入れているのがこうした生徒たちへの対応。どうして定期試験でチカラを発揮できないのか。どうして5段階評定で5がとれないのか。何が問題なのか。徹底的に考えさせます。とくに中3生です。

こうし生徒たちは、ある意味では「とってもよい子たち」なんです。のんびりとしていて、友だちづきあいも良くて、いつもにこにことしています。ある意味では「欲がない」といっていいでしょう。つまり「1点にこだわる」気持ちに欠けているのです。ここまできたら1点にこだわるしかありません。その「こだわりの気持ち」だけが、成績を上げるただひとつの道です。

中3生はあと2回のテストです。きれい事を言っていてもしょうがないのです。定期試験が普段の学習の確認だ、といった立て前ではなく、このテストの結果次第で成績がつき、その評価によって進学できる高校が決まっていってしまう。そうしっかりととらえるしかありません。そのこだわりがミスをなくし、1問へのこだわりをうみ、得点を押し上げることにつながります。

出来ないわけではない。自分のチカラを得点に結びつけていないだけなのです。そんな生徒がたくさんいます。試験対策とはいっても、そうした心の持ち方をどう鍛えていくかが私の役割になっています。