国語の範囲
土曜日です。私は1週間の中で最も忙しい日になります。しかも明日はT中の試験対策授業があるのでその準備もしなければなりません。
さて、今年から中学校の国語の授業にちょっとした変化があります。教科書を使うようになったのです。えっ、と思われる方が多いことでしょう。教科書を使わない先生がいるんですか、という驚きのはずです。そうなんです。教科書をほとんどつかわず、平和をテーマにした詩や小説などを自分でプリントして授業をするような方もいたのです。
詳しくは生徒たちに聞いていないので、その先生が教科書を使うようになったのかどうかはわかりません。ただ、miyajukuに通ってくる2中学校の3学年のすべての今回の試験範囲が、きっちりと教科書からの出題となっていて、しかも、ほぼ教科書の順番通りに学習を進めているのです。
何かがあったんだなぁ、と推測されます。すくなくとも、教科書で授業をしよう、といった共通理解がされたのでしょう。良いことだと思います。中学校の教科書は無償配布されています。税金が投入されています。いろいろな考えはあるでしょうが、やっぱり教科書をベースに授業は進めるべきです。
ただ、あいかわらず試験範囲が「授業で進んだところまで」といった教科も散見されます。はじめて定期試験を受ける中1生の範囲にもそんなものがあります。そして、その範囲表に「計画的に学習しましょう」とも書いてあります。その言葉をそうした先生にそのまま返したいですね。