今春入試はどのようにおこなわれたか その2

今日の午前中は模試会社が主催する「公立高校入試問題研究会」に出席してきました。横浜のとある会場でおこなわれたのですが、500人ほどは入ろうかという会場は満員でした。昨日も同じ会場で同じセミナーがおこなわれているはずなので、県内のかなりの塾関係者が集まった、ということになります。

今日のセミナーの内容については、ボチボチと書いていきます。他の模試会社の同じようなセミナーもこのあと続きます。それらを総合的に見ながら、また、先日お伺いした秦野高校の校長先生などのようなニュースソースも織り交ぜながらワタシなりに今春入試を分析していきます。夏前には「今春入試はこう行われた」といった保護者会を予定しています。

ひとつだけ。次のグラフを見て下さい。

社会分布

上が昨年の入試での社会の度数分布。下が今春入試での社会の度数分布です。一目瞭然ですね。一昨年の入試では得点が上に行くほど人数が増えているのに、今春入試では山型になっています。正規分布に近づいているわけです。それだけ今春入試は難易度が上がった、ということです。

どのように難易度が上がったのか? 記述問題が増えたのです。いわゆるPISA型の問題です。問題文をしっかりと読み、出題者が何を問うているのかを理解し、さらに図表を参照しながらきちんとした日本語で解答する。そんな問題が社会だけでなく他の教科でも増えたのが今春入試の大きな変更点です。

そして、こうした問題を不得手とする生徒が多数いることも事実です。どうすれば新傾向の記述問題に対処できるのか。それについては次回に書くことにします。