新中1生の部活動の選び方

朝日新聞で「中学部活動の今」という特集が昨日からはじまっています。昨日は「教員の年齢構成のいびつさ」から、今日は「外部指導者との連携の難しさ」から中学校の部活動に切り込んでいます。デジタル版の契約をしていないと全文を読めないかもしれませんがリンクを貼っておきます。

http://digital.asahi.com/articles/TKY201303250672.html?ref=comkiji_redirect 
http://digital.asahi.com/articles/TKY201303260639.html?ref=comkiji_redirect

今も昔も中学生にとって部活動は学校生活の多くの部分をしめています。同時に様々な構造的な問題を部活動がかかえているのは事実です。何よりも学校の先生への負担の大きさが問題でしょう。

教科指導以外に生徒対応、父母対応、事務処理と学校の先生の仕事量は増えているはずです。しかも、昔に比べてコンプライアンスの遵守はうるさくなっています。それにともなう精神的な負担も増大しています。その上での部活動の指導。かなりの負担になっているのではないでしょうか。

ひとつの提案なんですが、全国の中、高の部活動をいったんすべて廃止してはどうでしょうか。その上で、あらためて予算を組んで外部委託をする。指導は「部活動指導員」などという資格を作って民間の業者に派遣してもらうんです。学校の先生は監督者の立場で関わったとしても直接は生徒の指導にはあたらない。そんな仕組みを作ってはどうでしょうか。

あの杉並区の和田中学などではすでにそんな試みをおこなっています。リンク先 → http://digital.asahi.com/articles/TKY201209200136.html ただ、すぐに実現可能、ということではないでしょう。また、部活動に対する考え方も様々でしょう。

とにかく、家庭として部活動をどうとらえるか、ということを、ご夫婦でしっかりと話しあうべきです。その上で子どもとどんな部活動を選択するのかを話しあいたいです。部活動は昔とほとんど変わっていません。それなのに先生を取り巻く状況、子どもを取り巻く状況、時代はかなり変わってしまいました。

とくに新中学1年生の部活動選択は「何の競技をやりたいか」ではなく「どんな顧問が指導しているのか」が重要かと思います。勝利至上主義なのか、レク的な指導なのか、あくまでも教育として部活をとらえているのか、部活動の顧問の先生の考え方は様々です。それをしっかりと親が確認すべきです。

体力をつけさせたい、と思って入った部活なのに、夜遅くまで練習があり、土日もなくなってしまった、なんてことは良くあります。部活動は得るものも大きいですが、失うものもたくさんあります。大人としての親の判断も部活動選択には大切だということです。