私立中学受験はお母さんも成長させる。

いつもの土曜日のスタートです。でも、先週までいた小6生と高3生はいなくなりました。彼ら、彼女たちは今頃ひとりひとりの挑戦をしているはずです。ガンバレ、の念を送っています。中3生も今日を含めてあと2回の週末学習となります。

その代わり、ということではないですが、今日明日は高1生と高2生のセンター模試、受験小5生の月例テストが入ります。この時期、学習塾は新しい波と古い波がぶつかり合います。いろんな意味で個人塾の塾長は精神的に苦しい時です。

さて、昨日の中学入試です。中学入試の特長はひとつの学校を複数回受験できることです。たとえば、△△君は、A校が第1志望、B校が第2志望、C校が第3志望だとします。昨日は、午前中にB校、午後にC校を受験したとします。結果は、ネット上で夕方から夜にかけて発表になります。C校には合格でき、B校は不合格だった場合、今日以降の受験パターンをどうするか、といった相談も生じてきます。

普段は授業中の電話には出ないのですが、上記のような理由で、昨日は電話に出て何度か授業を中断してしまいました。昨日の授業の生徒には申し訳なく思います。本当は授業をすべて休みにしたいところなのですが、学年末試験も間近でそうも言っていられません。今日、明日もそんなことがあると思いますがご容赦願います。

5人の生徒のうち昨日の受験で、第1志望に合格出来たのは1名でした。3名は何らかの合格を手にし、1名は第1志望のみの受験でしたのでサクラが咲くのは今日以降になりました。わかってはいても、不合格の文字は受験生とその御父母の方にショックを与えます。複数回受験の難しいところです。

今までの経験から推測すると、本人よりもお母様の落ち込みが大きいです。頑張って下さい。お母さんが落ち込んでいると子供さんにも確実に伝染します。ここはムリしてでも「明るく、元気よく、ニコニコ」と乗り切りましょう。数日後には心から笑っていられるはずです。

私立中学受験は、本人ももちろんですが、お母さんも成長させると思っています。この数日間の時間は、これからの親子関係に何ものにも代えがたいモノをもたらしてくれるはずです。いま少しです。

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