公立校の2次募集

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塾の入り口に置いた鉢植えのヒヤシンスが、白い花をたくさんつけました。とても良い香りが教室中に漂っています。受験生の気持ちがこの香りでちょっとでもほぐれてくれたらうれしいです。また、この香りに気づかないように切羽詰まった気持ちでは入試でチカラは発揮できません。

ヒヤシンス

昨晩は、各家庭でいろんな形での「話し合い」がおこなわれたことでしょう。今日、明日が志願変更の期間です。そして、9日のお昼前後には志願変更後の倍率が確定して発表される予定です。

ちょっと気になるので私立高校の入試の仕組みについて書いておきます。多くの公立高校第1志望の生徒は私立高校の併願をしています。ほとんどの私立校が10日に入試をおこないます。といっても、学校成績などで事前に合格はほぼ確定していて、これが高校浪人を出さないセーフティーネットになっているわけです。また、入学金などの納付も、28日の公立高校の合格発表まで待ってくれる私立校がほとんどです。逆に言えば、公立高校を不合格になった段階で、併願していた私立校に進学するのが約束になっているわけです。

昨日の志願者倍率を見ると、かなり多くの公立高校で定員割れがおこっています。二極化が起こっているわけです。志願変更でかなりならされるでしょうが、それでも定員を割ってしまう学校も出てくるはずです。これらの学校は2次募集をすることになります。その時、私立校を併願していた生徒が公立校の2次募集に志願することはできるのか、ということです。私学側にしてみれば、公立を落ちた段階で入学することを前提に合格を出しているわけで、それは話が違うだろ、と言いたいところですよね。

先ほどからいくつかの私学の先生に聞いてみたのですが、28日の公立の合格発表の後、入学手続きをしてあれば、公立校の2次募集に志願することを禁ずることは出来ない、とおっしゃる私学もあれば、そんなことはムリでしょうと言われる私学もありました。しかも、公立校の2次募集は「どこにも受かっていないこと」を前提での志願者受付のはずですから、併願の私学に受かっている段階でその要件を満たしていないことになります。さらに、中学校の先生がどう対応してくれるかは不透明です。

基本的に公立に落ちた段階で併願の私立に進学することが前提です。したがって、公立の2次募集を前提にして進路選択をすることはすべきではないということです。新制度初年度の今年は、3月の2次募集まで混乱を引きずっていくような気がしています。