重松清 とんび
めったにドラマなど見ないのですが、13日の日曜夜にスタートしたTBS系列の「とんび」というドラマを録画してあったのを昨晩見ました。重松清の原作でベストセラーにもなっているし、NHKでもドラマ化されたので皆さんもご存じでしょう。
お薦めです。泣けますね。内野聖陽も常盤貴子も、わきを固める柄本明や麻生祐未もみんな良かったです。柄本明が母を亡くした旭に母がどこに行ったかを風呂の中で話す場面なんか泣かずにいられませんでした。撮影セットも良かった。
初回の視聴率も17%だったとのこと。今の時代にこうしたドラマが受け入れられるのは、みんなが「家族の絆」を求めていることと、それがなかなか実現していないことの裏返しのような気がしています。
重松清の原作本。もう一度読み返すことにしました。毎日の生活に追われてしまってちょっと疲れている方。是非とも読んでみてください。気持ちがすっきりとします。明日への生きるチカラがわいてきます。
私立中学入試や高校入試にも良く出題される作品です。そうした意味で小中学生にもお薦めの一冊ですが、そんなこととは関係なく、「家族」とか「親子」とかを考えるとってもよいきっかけになる一冊です。
ドラマも是非見て下さい。家族で泣きましょう(笑)