受験とは

今日から秘密の特訓が開始されるので朝から塾に来ています。塾人にとっては朝早く起きる、ということは何よりもつらいことなのですがこの時期はしかたがありません。もうしばらく頑張りますひよこ

この数日間で中3生の三者面談、高3生のセンター試験の結果をふまえての面談を終えました。目標としてきた高校や大学に届くかの判断は本当に難しいものです。入試ですから「ゼッタイ」ということはありません。どこまで行っても「可能性」の話になります。

中3生たちにはこんな話をしています。「どこを受験するかは最終的には君たち自身の判断だ。でも、ちょっと周りを見ることも必要だ。君たちはオトナじゃない。お父さん、お母さんの庇護の元にある。だから、お父さん、お母さんの意見にもしっかりと耳を傾けなくてはいけないよ。」

お父さん、お母さんも悩ましいところだと思います。でも、子どもの進路についてあれこれと悩むことが出来るってとっても幸せなことではないでしょうか。ましてやこどもたちは一所懸命に勉強し、壁にぶつかっていこうとしているのです。さらにその子たちは、お父さん、お母さんの意見にも素直に耳を傾けようとしているのです。

私はアドバイスはします。でも、こうしようか、といったことは決していわないようにしています。私の影響力が強いことは承知していますから、そうしたいい方は「出過ぎた所作」につながるからです。どこまでいっても私は「脇役」でいなければなりません。

こどもたちはお父さん、お母さんのこどもたちです。最終的な決断は、その「輪」の中でされるべきです。責任を投げ出してしまっているようになりますが、ここは是非とも「家族」の中で決めてください。そのかわり、こうすればこんな道につながる、といった、長年の進路指導にもとづいた話はいくらでもするつもりです。

決める、ということはエネルギーを必要とします。大切なことは、なんとなく決めるのではなく、考え抜いた末に、悩み抜いた末に結論を出すことです。大切なのは結論を導き出すための「過程」です。子どもたちも、一所懸命に悩んでくれるお父さん、お母さんの姿から「深い愛情」を感じるはずです。

それが受験だと思います。受験を通じて、生徒たちも成長し、お父さん、お母さんとの愛も深まる。大げさでなく私はそう信じています。そして、私はそうしたみなさんの「受験物語」に少しでも関わらせていただいていることに心から感謝をしています。あと少しです。これからが本当に重たい日々になります。