私立高校の書類選考入試

ドタバタと忙しい1日です。そんな中、今日もとある高校の先生が来塾されました。いろいろとお話しをする中で「書類選考入試」についての話になりました。

神奈川県の(東京都の場合も)私立高校入試は、事前に高校側が出している成績基準に達している場合にのみ受験できる仕組みになっています。その高校だけを受験する単願、公立校を第一志望とする併願のいずれの場合もです。また、受験できるということは合格を確約する、ということになります。よほどのことがない限り落ちることはありません。そうした仕組みがあるので「高校浪人」はでません。

ただ、この確約入試の場合でも、2月10日に筆記試験を受験する必要があります。合格がわかっているのに試験を受けなければいけない、といったシステムです。そんな中、どうせ決まっているのであれば当日の試験をなくしてしまおう、といった私立学校が出てきました。それに続く学校が増えています。この春には「鎌倉学園高校、桜美林高校、藤嶺藤沢高校、北鎌倉女子学園高校、横浜高校、武相高校、藤沢翔陵高校」と、こうした入試の仕組みを採り入れました。

これらの仕組みを「書類選考入試」と呼んでいるのです。

来春入試でもこの「書類選考入試」が増える気配です。私立校入試日と公立校入試日の間に日程的な余裕が少ないので受験生には良い仕組みかと思います。ただ、事前の確約は学校成績のみで判断されてしまいます。つまり、学校成績が足りないと希望の私立高校は受験すら出来ないのです。

私立高校入試の仕組みは中学入試のそれとは全く違っています。学校成績は公立高校入試以上に私立高校入試で大きな比重をしめています。そのことをしっかりと理解しておきましょう。