・・・な試験範囲

T中の期末試験は明日までですが、M中が17日からなのでまだまだ試験対策の学習が続きます。今日もその対策の教材を作っていて「・・・」と思わされることが何度もありました。

たとえば、中1の数学の範囲です。「正負の数と文字の式の計算まで」とあります。これってふつうの進度でいえば5月中には終わっていなければいけない範囲です。中1数学の全体からいうと、まだ2割も終わっていない進度です。学校のことをあまり悪くいいたくないのですが、これで良いんでしょうか。

ここから「文を文字の式で表す」「一次方程式の解き方」「一次方程式の応用」「比例と反比例」「平面図形」「空間図形」「資料の整理」と単元が残っています。このペースでいくと来年の3月にはいくつかの単元が残ってしまうでしょう。残さないようにするには、どこかでものすごくペースアップするしかないのですが、後半にいけばいくほど理解が難しい単元が続きます。このままでは、易しいところはゆっくりと丁寧に。難しいところはスピードアップしてさらっとすます、ということになってしまいます。

いろいろとあるのでしょうが、3年後にあの公立高校入試問題を解かなければいけない、といった視点があるとは思えません。いや、高校入試のために授業をやっているのではない、という声もわからないではないです。それでも、やっぱり決められた範囲を決められた期間で進めていく、というのは仕事の基本なのではないでしょうか。

うーん。やっぱりうなってしまいます。

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