代ゼミは本当に危ないの?

先日も書きましたが、代々木ゼミナールが大規模なリストラをするというニュースが話題になっています。「代ゼミ、倒産、解雇、没落、閉校」といったとらえ方で報じられています。いつもながらのステレオタイプのニュースのとらえ方です。

代ゼミは以前から「Y・SAPIX http://www.y-sapix.com 」というブランドに転換をはかっていました。サピックスは、東大、京大、医学部への現役合格を目指す塾です。今回の20校舎の閉校は、教育関連の事業を「Y・SAPIX」に集中する、ということだと考えられます。

また、代ゼミの校舎は駅前の一等地です。すでにこちらについても経営の転換が何年も前から図られていたようです。

京都にある「ホテル アンテルーム京都」http://hotel-anteroom.com とってもオシャレなホテル&アパート&カルチャーセンターのような建物だそうです。ここは代ゼミの学生寮があったところとのこと。また、名古屋校舎は現在建て替え中で、その高層建築の一部に代ゼミの名古屋港が入り、その他の部分は「名鉄イン」というビジネスホテルになるということです。

着々と業態の変更が進んでいるということでしょう。http://news.infoseek.co.jp/article/20140825jcast20142214004 ある意味ではとてもしたたかな戦略の元、経営が進んでいるといえものではないでしょうか。

もちろん本当のところはわかりません。しかし、代ゼミはつぶれる、といった見方は一方向からのものでしかないことは確かでしょう。

どんなことでもそうですが、ニュースがある流れを作ったとき、ちょっと立ち止まって「本当のところはどうなんだろう」と考えてみる姿勢はとても重要だと思います。

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