来春高校入試の基準のみかた

来春高校入試の基準が県教委から発表になっていることは土曜日に書きました。 http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuku/diary/201406140000/ 今日はその表の見方をもう少し説明しておきます。

神奈川県の公立高校入試は、学校成績、入試得点、面接得点の3つの資料を総合して合否が決められます。学校によってはこの3つ以外に特色検査を課すところもあります。今回発表になったのはこれらの資料の比率です。さらに、学校によっては重点化する教科もあったりします。何だかよくわかりませんよね。

ただ、学校成績、入試得点、面接得点の比率が、4 : 4 : 2 の学校と3 : 5 : 2の学校では大きく違うことだけは知っておいてください。下記の表を見て下さい。

1点の重み

4 : 4 : 2 の場合は、学校成績1点が入試得点3.70点に、3 : 5 : 2の学校では学校成績1点が入試得点2.22点に相当します。簡単に言うと、中2の数学の成績が5のA君と3のB君がいたとしてます。その2段階の差は、4 : 4 : 2では7.4点、 3 : 5 : 2では4.44点で追いつくということです。10点配点の証明問題の中間点で4.44点は簡単につく差です。学校の数学の2段階の差は当日の入試のそんなレベルの差になるということです。

といっても、県内の48%の高校は4 : 4 : 2のバランス型です。ここで注目すべきなのは、miyajukuの周辺校。旧厚木、大和、綾瀬学区の多くの学校が3 : 5 : 2の比率だということです。厚木、大和、海老名、座間、大和西と上位校はすべて当日の入試重視の3 : 5 : 2になっています。ここをしっかりと押さえておいてください。また、旧横浜北部学区の高校は川和も市が尾もふくめてほとんどが4 : 4 : 2のバランス型です。

何が言いたいかというと、今の公立高校入試に「ぜったい」ということはないということです。いくら学校成績があったとしても、これだけ難しくなった入試問題だと、当日に数十点の差がつくのはいくらでもあり得ます。仮に30点の差がつけば、3 : 5 : 2であれば学校成績の13段階の差がふっとんでしまいます。そういった意味で、学校成績があれば安心、ということもないですし、学校成績がないからといってあきらめることもないということです。

とにかく実力をつけることです。入試でしっかりとした得点をとれる実力をつけることだけが、今の高校入試を乗り越えるただひとつの手段です。