キャベツの価格から見えてくるもの

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朝、家を出ようとドアを開けると玄関先にキャベツが置いてありました。前の畑の方が「いつも迷惑をかけているから」とおいてくださったものです。迷惑どころか「そろそろダイコンかぁ。つぎはキャベツだな」などと季節を感じさせてもらっています。感謝です。

キャベツ

先週はスーパーで1個200円以上していたキャベツも、地物が出回りはじめて1個150円ほどになっています。私は時々、キャベツはいまいくらぐらいかな? と生徒に聞きます。ほとんど答えることができません。

社会の学習では、キャベツの抑制栽培、なんてことも学びます。今までの公立高校入試では、「キャベツの抑制栽培が行われている場所」を答えさせる問題でした。新しい入試問題は違います。「キャベツの抑制栽培はなぜおこなわれるのか。価格という文字を入れて五十字程度で答えなさい」といった問題です。

今の子供たちは「学習したこと」と「日常の生活」がリンクしていません。普段からキャベツの価格に興味を持っていれば、どうして価格が上下するのか、といったことを考えるきっかけになります。キャベツの出荷時期から日本の気候や高地での農業などに。また神奈川県や大和市の地元の農業についても理解が進んでいきます。

産地を知ることもとても大事です。小5の社会の問題です。「北海道には釧路や根室などの良港があります。ここで水あげされる魚かい類をつぎからえらびなさい。ア あじ イ たら ウ こい エ まぐろ オ かに カ いわし キ あゆ ク さけ」試しに子どもさんにやらせてみてください。とんでもない珍答になるはずです。

キャベツの価格はいろんなことを教えてくれます。勉強の「種」はいたるところにころがっています。