「早慶上理」への今春進学実績 公立高校編

周辺公立高校からの「早慶上理」への今春進学実績です。保護者の皆さんへは5月のお知らせと一緒にプリントしたものを同封していますのでそちらもご覧になってみてください。

「早慶上理」への今春進学実績

「早慶上理」というのは「早稲田、慶応、上智、東京理科大」の4校をさします。首都圏の私大では偏差値としてSS65をこえるトップ校です。そうやすやすと入学はできません。そのグループへの進学実績です。表を見て何を感じられますか? 見事なほどに2極化しているのがおわかりでしょう。あるボーダー以下の公立高校からはほぼこうしたトップ大学への進学はムリといえるでしょう。

湘南と翠嵐の県内トップ2校はやはり別格です。ほぼ卒業生と同数が早慶上理に進学しています。1人が複数校を合格し、浪人をふくんでいるとしてもこの2校からは普通に早慶上理に合格しています。厚木、川和、小田原、横浜SF、などの特色試験実施校もそれなりの実績です。とくに横浜SFはすごいです。236人の卒業生数という他の高校よりも少ない人数での結果です。

県相模原、希望ヶ丘、大和、鎌倉、横浜平沼あたりの実績をどうとらえればいいでしょう。たとえば大和高校です。280人の卒業生中、国公立大と早慶上理の進学者数を足して76名。1人が3校の合格実績を出したとすると25名。そのうち1/3を浪人生とすると現役生の合格実績は16名〜17名。上位の5%ほどしかこのレベルをクリアできていない。つまりこのレベルの地域のトップ校からの大学進学実績などこの程度ということです。

秦野、海老名、座間、相模大野などになってしまうと、全卒業生のうち5名前後しか国公立大+早慶上理のラインをこえられていない、ということになるでしょうか。もっと上位高校に進学できたのに「わざわざ近い高校を選んだ」といったレベルの生徒だけが結果を出しているということになるのでしょう。それ以下は表を見ていただければわかるはずです。

大学を目指す高校生の中で、国公立に進学できる生徒は2%。早慶上智+理科大に進学できる生徒は全体の5%ほどです。ということは、高校入試で上位7%の中3生が進学している高校がどこなのかを考えればおのずとこの表が示していることがわかってくるはずです。というよりも、そうした上位校に進学できたとしても、高校でしっかりと学習しないと脱落するだけです。

ある意味では残酷な進学実績の表かもしれません。

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