中3生たちの成長
いつものように中3生の予想模試演習からスタート。一昨日に「志願者の倍率」が出て、今日のこのテストの結果で志願変更をするかどうかの決断をする、といった生徒もチラホラといます。昨日はひとりひとりと面接をし、お母様には電話をし、と私なりに出来るかぎりの「寄りそい」はしました。最後は生徒一人一人の決断です。
2月の塾通信に次のような文章を書きました。
中3生たちは、毎週日曜日に実施している「予想模試演習」を通して、自分の志望校に向けて壁を乗り越えようともがきながらも前に進もうとしています。毎年繰り返される風景ですが、ひとりひとりの生徒たちにとっては「初めて経験する時間」なのです。そして、彼ら、彼女らは、確実に成長をしていきます。人は「目の前の自分」と「頭の中にある自分」とのギャップを意識したときにはじめて成長の「種」を手に入れることが出来ます。こうしたギャップは、頑張って、もがいても、なかなか思い通りにいかない「現実」を突きつけられないと意識できません。受験というのはそうしたギャップを感じることの出来る良いチャンスでもあります。
朝、自転車置き場を見に行くと、きちんと奥から整理されて並んでいました。私はそうしたことをあまりうるさく言いません。こどもたちは自分の意思でそうしてくれています。もう大丈夫です。この子たちはこの2ヶ月で大きく成長しました。うれしいです。
梅の花がほころびはじめています。