中3生のもがき

何人かの中3生がもがいている。志願変更をするかどうかについて、悩み、苦しんでいる。志望校を変更したくない。しかし、落ちたらどうしよう。自信がない。でも、逃げたくはない。様々な思いが交錯する。

何人かのお母さんからも、メールや電話をいただいている。昨晩、息子とぶつかってしまった。何を考えているかわからない。挑戦して欲しい気持ちと、やっぱり落ちて欲しくない、という気持ちが葛藤している・・・ お母様方も心が揺れ動いている。

私に出来ることは、まずは、お母さんと生徒の橋渡し。生徒の現状、気持ちをお母さんにお伝え、また、お母さんの気持ちを聞いて生徒に伝える。もちろん、直接話せば良いのだが、お互いに気持ちを伝えるのは難しい場合もある。

でも、最終的には「生徒の決断」になる。周りに出来ることは、その決断をうながすことと、決断を尊重することだけだ。15歳の彼ら、彼女らは、自分の心と戦い、自分の心に尋ね、自分の心を知ろうとしている。

ひとつ確実なことは、受験を通して、こどもたちは確実に成長しているということ。自分の弱さを知り、強さを知り、努力の大切さを知り、限界を知り、家族とのつながりを知り・・・ すべては受験というハードルがあってこそ「気づかされる」ものです。

やっぱり、受験っていいなぁ、と思います。そして、そうしたこどもたちの成長に少しでも関われるこの仕事が私は好きです。あと9日になりました。生徒たちが塾に来るのもそのうちの6日〜7日になりました。残された時間を大切にしたいです。

Do it! You can do it!

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