中3生のやり直しノート
高3生のセンター試験が終わりました。自己採点を今朝までに届けてもらい、予備校のセンターリサーチに提出しました。22日の午後には「センター利用」での志望校の合格可能性がほぼはっきりします。そりによって、2月からの一般試験の日程をもう一度考え直させます。
4人とも「まあまあ」といった結果でした。今までの最高得点を本番でたたき出す、といったところまではいきません。入試はそんなに簡単なものではありません。でも、ほぼ実力は出し切ったと思います。まだまだこれからです。仕切り直しです。
中3生ももがいています。予想模試演習をやり、その解答・解説をし、家に帰ってから「やり直し&反省ノート」をつくらせています。一部を公開します。
見えづらいですが、多い生徒は10数ページにわたって解き直しをし、さらに、そこから覚えておかねばならないこと、解き方のヒント、などなどをびっしりとノートしています。何とかしたい、何とかしよう、という気持ちが伝わってきます。同時に、こうした過程の中で、本来の勉強のしかたを身につけています。
これらの努力はいずれ実を結びます。確かに入試まではもうそれほどの時間が残されているわけでもありません。正直、もっと早くから取り組ませれば、といった思いもあります。ただ、今の受験制度では、どうしても11月の定期試験が終わらないと、受験勉強はスタートできません。あと4週間を切りました。この全国的に見てもあまりに早い入試日程も、何とかして欲しいものです。
こうして毎週のように得点をだし、自分の目標点との差を考え、どの教科の、どの部分であと何点を取ろう、と考え続けます。そして、1週間の学習をし、再び予想問題に挑戦する。でも、なかなか思った通りの得点はとれない。その繰り返しの中で、こどもたちは確実に成長していきます。
こうした成長は受験を通してしか身につけられないモノです。この3ヶ月はこどもたちにとって大きな成長の時期になってくれているはずです。