いよいよ明日から
いよいよ明日から「私立中学入試」と「私立大学の一般入試」がスタートします。今朝も小6生たちは秘密の特訓でスタートです。高3のS君も朝から来て、私大の入試問題の過去問演習を個人指導です。
小6生たちは、ここまできましたから、漢字の学習や計算の学習が中心です。あとは、過去問を、問1の計算問題だけ、問3の空間図形だけ、などというように、数年分を解き直していきます。どこまでいっても「基本」がすべてです。どれだけそうした問題を落とさずにしっかり得点出来るかが、そのまま合格に結びついていきます。
明日から5日間ほど。中学受験の子どもを持つお父さんお母さんは、ハラハラドキドキの毎日が続きます。親には何もしてあげることが出来ません。試験に挑戦していくのはあくまでもこどもたちです。親に出来ることは、ただそばにいてあげることだけです。でもそれで良いんです。一緒になって数日間の「熱い日々」を共有すること。それだけで良いんです。
こどもたちはこの数日間のことなどしばらくしたら「けろっ」と忘れてしまいます。それは見事なほどです。なぜなら、忘れることがこどもたちの成長なのですから。親は、子どもと共有した日々をいつまでも記憶にとどめます。その記憶は、親にとっての宝物だからです。そうした「意識の差」の中で親子は一緒に成長していきます。
育ててあげる、ではなく、育てさせてもらっている。そんなつもりで良いんじゃないでしょうか。
こどもたちの挑戦に立ち会うことの出来る喜びを
こどもたちの泣き笑いをいっしょにできるうれしさを
ごともたちと合格した歓喜の時間を共有できる幸せを
今日は早めにお風呂に入って、消化によいものを食べて、早く寝かせて下さい。もちろん、お母さんのとびっきりの笑顔で「お休みなさい。あなたならゼッタイ大丈夫。合格出来るわよ。私の子なんだから。」とギュッと抱きしめて、声をかけて下さい。
とにかく明日から数日間は、何があっても「笑顔」を忘れないでいましょう