高校生の入塾相談
高校生のお問い合わせが2件ほど続いた。現在のところ、高1クラス、高2クラスとも、1名ずつの空きがあるので受け入れることは可能だ。また、基本的に入塾試験を実施していないので、今の学力がどのぐらいなのかはそれほど問題ではない。
ただ、中学生と違い、高校生を引き受けるにはひとつの条件がある。本人が学習に対する明確な目的意識をもっていることだ。
miyajukuは学校ではなく学習塾だ。わざわざ少なくない授業料を払っていただき、時間をかけて通っていただくことになる。何のために、どうして、といった部分をはっきりさせておく必要がある。小中学生ではない。ただやみくもに成績をあげるため、といった動機付けはあり得ない。
今、何をしなければならないのか。そして、学校ではどんなところにチカラをおき、塾では何をするのか、そんな話からmiyajukuでの学習はスタートする。そのためには明確な目標を持つことが大前提になる。
今や、5校に3校は定員割れをしている大学入試状況がある。どこかで良いのであれば、別に何をしなくとも進学はできる。わざわざmiyajuku通っていただく必要はない。そこに使う授業料を貯めていただき、大学の費用に充てていただいた方が良い。
でも、ちょっと立ち止まって、そんな進学で良いのか、ということは親子でしっかりと話しあっていただきたい。
現実は厳しい。大学を出たからといって、そのままスムーズに仕事に就ける状況はない。とくに女の子は厳しい現実が待っている。いつもいうようだが、何がしたいかではなく、自分に何ができるのか、をしっかりと考えて欲しい。
夢って何だろう、としっかりと考えて欲しい。夢と稼ぐことは一致する必要もないわけで、どうやって飯を喰っていくのかを真剣に自分自身に問いかけて欲しい。
その上でmiyajukuがお役に立てるのであれば、精一杯、後押しをさせていただきたい。