学習の「切り替え」の大切さ

県入試の難易度が大きくあがり、絶対評価の学校の定期試験問題との乖離が大きくなり、塾での学習をどうしていくのか、とにかく考え続けている。

とりあえず、miyajukuの中学生は、学年が10人ほどという小所帯で、生徒個々の学力の開きもそれほど大きくはない。そんな好条件でも、やっぱり日々の指導の難しさを感じる。

まず、新規入塾の方には、こんなお話を必ずすることにしている。

定期試験対策をしないわけではありませんが、あくまでもそれはベースです。過去の学校の定期試験問題をやらせることで高得点をめざす、などといった指導はおこないません。あくまでも、学習した単元に対してしっかりと理解をし、定期試験でもきちんと解答できるような演習をさせるといった対策です。

また、学習進度も学校にはあわせません。なぜかというと、あまりに進度が遅いからです。たとえば、中3の学習など、学校のペースにあわせていると、11月の半ばからの「入試対策」の時間が十分にとれなくなってしまいます。また、中2や中1にしても、じっくりと時間をかけたい図形や方程式の応用問題などの単元を“すらっ”と通り過ぎることになってしまいます。

何度も申しますが、定期試験にしっかりとりくむことはもちろんですが、miyajukuは、あくまでも中3の2月にある県入試を目標として、中1,中2,中3とどの学年も“県入試を意識した学習”を進めていきます。少なくとも、300点以上を得点することを最低限の目標とし、できれば350点以上の得点を目指した指導をベースとします。

今月はシルバーウィーク前までは、単元を前に進めていき、時に入試を意識したレベルの問題にも挑戦させていくような指導を続けていく。入試を意識した、というのは、思考力を問う、しっかりと情報を分析して考えて解答する問題演習だ。

シルバーウィーク明けから、中間試験を意識した学習に切り替えていく。定期試験を意識した、というのは、一問一答的な、教科書の例題をきっちりとミスなく解けるような、そんな学習だ。思考する、というよりも、知識をしっかりと身につける、といった学習法になる。

何よりも大切なのは「切り替え」だということだ。