東京オリンピックはどうしてこの猛暑の中なの?!
何人かの生徒や、講師の先生に「だいじょうぶかね?」と話をふると、「なんでこんな暑いときにやるんだろう」という疑問を投げかけられます。案外、みんな知らないんですね。どうしてオリンピックがこのとんでもなく暑い時なのか。
試しに『東京オリンピック 夏 なぜ』などと検索をかけてみてください。
オリンピックの開催時期はIOCによってこの時期だと決められています。理由は明快です。アメリカやヨーロッパのメディアの要求です。夏のこの時期、視聴率をかせげるようなコンテンツがないそうで、巨額なお金を払ってくれるこれらのメディアの要求にIOCが応える形でのこの時期なのだそうです。
もっというと、時差の関係で、アメリカのゴールデンタイムに主な競技の決勝はもっていかれるそうです。陸上の100メートル決勝が午後1時スタート、なんてことになるのでしょう。ありえないことですよね。新国立競技場をドーム式にして、冷房を入れるしかないんじゃないでしょうか。いっそのこと、味の素スタジアムか、横浜の日産スタジアムを改造して会場にすれば、お金もかけなくて良いのでは、と思ったりします。
それにしても、この猛暑の中を本当にマラソンとかやるのですかね。マラソンだけ北海道でやるというのはどうでしょう。それも、かなり北のほうでやってはどうでしょう。また、選手の方だけでなく、海外からこの時期に日本を訪れた方は、どんどん熱中症で倒れてしまうのでは、という懸念もでてきます。
さぁ、どうするのでしょうか。
どんなことにも「光と影」があるということ。なんでこの時期にオリンピックなのか。いろんな意味で資本主義経済の中で私たちは暮らしていること。オリンピックもそうしたお金の話と無縁ではもちろんないこと。オリンピックにわきたつだけでなく、そんな視点からもも子どもたちにはオリンピックを考えて欲しいですね。
まずは、この炎天下で部活動をする中高生の健康が心配ですが。 それと、私の冷房病も(>_<)