センター試験が終わる
センター試験が終わりました。新課程1年目の試験だったので易しいのではないか、といった巷の雰囲気が合ったのは確かです。しかし、予想とは違ってそれなりの難易度だったようです。とくに数学2Bの難化は顕著で、各予備校は昨年度より10点近く平均点が下がるだろうと予想しています。英語は昨年並み、国語はグンと易しくなって平均点も上がるようです。理科はでこぼこはありますがやや難化、といったところです。
miyajukuの生徒たちも自己採点を終えて報告をしてきました。今日、これから今後の受験方針について相談をします。正直、センター試験で実力通りの結果を出すことの難しさを彼らは感じているのでしょう。試験前に私が言っていたとおりの結果に落ち着いたようです。ただ、ここからです。良いんです。センター試験はセンター試験です。国公立大はあくまでも2次試験です。ましてや私大の入試はセンター試験はまったく関係ありません。
大事なことはここでしっかりと体制を立て直すことです。マーク式で長い問題文を読みながらひたすらテンポ良くさっさと解いていくセンター試験と、記述が中心でじっくりと問題に対していく私大の問題や国公立の2次試験の問題は根本的に違います。自ずと結果もまったく違うものになります。センター試験が思うようにいかなかったからといって下を向くことはありません。前を向き、すぐに気持ちを切り替えることです。
まずはしっかりと受験日程を組み立て直すことです。センター利用でおさえがきいたのかどうか、を冷静に判断し、2月の一般試験の志願先をきちんと精査することです。今日は高3生としっかりとその時間を持つことにします。そして、目線をどこに集中するのか、それをはっきりさせます。ここからが勝負です。自分自身を試されるのはここからです。