これからの子育ての基準 その4

これからの子育ての基準 その4

「創造力」を子どもたちに身につけさせるにはどうすればいいのか。

その逆を考えれば容易に解答は出てきます。

たとえば、部活動に日々精を出す毎日。こんな日常からは創造力は生まれません。学校の定期試験に良い成績を修めるため、過去の定期試験問題を徹底的に学習するような学習法からも創造力は生まれません。つまり、従来型の学習や日常の送り方ではダメだということです。そのことをお父さん、お母さんはしっかりとわかることです。

もちろん基礎学力は重要です。読み、書き、計算、英語などはしっかりとできる必要があるでしょう。しかし、知識を積み上げていく従来型の学力ではなく、自ら課題を解決していく学力がこれからは求められます。正直、学校の現場はそうはなっていません。どちらかというと、高校入試は最も早い段階で課題解決型にかわっています。小中学生は、今の高校入試に照準をしぼった学習をするべきでしょう。学校の成績に拘泥することはありません。

また、様々に経験をさせるべきです。本を読むこと、自然とふれあうこと、仲間と一緒に何かを作り上げること、音楽を聴いたり演奏したりすること、人前で自分の意見を述べること、スポーツをすること・・・・ そんな様々な体験が子どもたちの創造力をつくっていきます。ひとつのことに一途になるのではなく、様々なことに挑戦し、その中で確固たる「自分の柱」を身につけていくことが大事です。

と同時に、人は人によってつくられていきます。創造力をもった人になるには、創造力を持った人たちの集団の中で育つことが最もよいということです。

手前みそになりますが、わたし自身はそれなりに創造力をもっていると思っています。かなり古い教育を受けた人間ですが、どうしてそんなチカラが身についたのでしょう。自分を振り返ってみると、高校時代がとても大きく自分に影響していることに気づかされます。わたしの通っていた湘南高校という学校は、それこそ毎日が創造力を発揮しないとすごせないような学校でした。わたしが卒業してその30年ほど経って、自分の娘が同じ高校に進み、久しぶりにながめた母校はまったくかわっていませんでした。今の娘をつくったのも湘南高校という学校だったとわたしは思います。

できれば、そんな環境の中に皆さんのお子さんもいれたいですね。知識の詰め込みでなく、それをどう利用するか、つねにそんなことを考えている人たちがそろう環境の中です。

大変な時代の中で今の子どもたちは大人になっていくことは間違いないです。従来の「型」が役に立ちません。大人として、そんな子どもたちにどんなチカラを身につけさせるべきか。わたしは、わたしのできる範囲の中で、miyajukuに通って来ていただいた子どもたちにそんなチカラをつけられる環境を与えていきたいと考えています。

終わり

良いお年をお迎えください。