県高校入試最終展望 その2
昨日の続きです。
大和南高校
2015年 定員 318名 志願者 343名 実質 336名 1.06倍
2016年 定員 318名 志願者 365名 実質 362名 1.12倍
模擬試験での 第一志望者 -21% 志願者全体 -8%
2013年/1.00倍、2014年/1.02倍、2015年/1.06倍と低倍率が続いていて、今春入試で久しぶりに1.12倍という倍率がたちました。が、来春入試では定員が1クラス分増えます。模試動向でもその分を集めるほどの志願者がいるように思えないので、出願時は定員割れの状態でスタートすることになるでしょう。大和東校がクリエイティブに再編されるので、普通科が良いという生徒が集まるかどうか、ということになるのでしょうか。座間総合と同じレンジの学校で、入試得点のボーダーは200点をちょっと下回ります。
希望ヶ丘高校
2015年 定員 318名 志願者 358名 実質 389名 1.20倍
2016年 定員 317名 志願者 547名 実質 504名 1.57倍
模擬試験での 第一志望者 -6% 志願者全体 -4%
2013年/1.211倍、2014年/1.22倍、2015年/1.20倍と、進学重点校で特色検査も実施しているトップ校としてはそれほどの倍率が立っていなかったのが、今春入試でいきなり1.5倍をこえる倍率となりました。原因は、某大手2塾の生徒たちが大量に受験してきたからのようです。希望ヶ丘高校への進学実績争いなのでしょうか。その流れは今年もあるよで、全県模試の志願者数はマイナスでも、高校の説明会には整理券が出るほどの生徒と保護者が集まっているとのこと。1クラス増でだとしても、定員が358名に対して、今春と同じ志願者があったとすると1.4倍の倍率は立ちます。希望ヶ丘高校を目指す生徒は、そのぐらいの倍率は覚悟をしておきましょう。特色検査は、いわゆるパズルや論理を試す適性検査型のものです。満点をとることも可能な難易度なのでそれほどおそれる必要はありません。面接点は差がつきます。部活動や生徒会活動をしっかりとやっていて、高校でもそうした活動を継続する生徒が求められています。入試では390点はとりたい。
松陽高校
2015年 定員 238名 志願者 314名 実質 303名 1.26倍
2016年 定員 278名 志願者 338名 実質 329名 1.18倍
模擬試験での 第一志望者 +18% 志願者全体 +15%
秦野高校、海老名高校、座間高校と同じレンジの学校。入試得点で330点〜340点がボーダーとなる。希望ヶ丘高校が高い倍率になると、この地域の生徒はこの高校に志願先を変えてくるだろうから、来春入試でも1.2倍以上の倍率は立つと予想される。
弥栄高校
改編されるので過去の志願者データがありません。
来春から理数科、國際科がなくなり、普通科に改編される。模試動向からみても、それなりに志願者を集めていて、しかも持ち内申もある程度高い生徒が志願しているのがわかる。國際科も理数科も海老名高校、座間高校とほぼ同じレンジかやや上にあった。改編されてできる普通科もそれと同じランクに落ち着きそう。この学校に通っている生徒をみると、宿題の量もかなり多く、学校側が生徒たちに勉強させる姿勢がつよくうかがえる。海老名や座間にいって部活動バカになるのであれば、弥栄に入ってしっかりと勉強するorさせられる高校生活を送った方が大学進学にはゼッタイに良いだろう。
今日もここまで(^^)