成長する思考力GTシリーズ
よく、ちょっとした知り合いの塾の先生に、受験しない小学生の国語のクラスではどんな教材を使っているのですか、と聞かれます。えっ、企業秘密ですよ、と答えるのですが、今日はその秘密の一端をご紹介します。といっても、知ってる人は当たり前のように使っているはずの教材です。
学林舎という関西の教材会社が作っているものです。学習塾向けの優良教材を多数取りそろえている会社です。わたしが塾をはじめた頃から愛用している会社です。今では、ネット通販で一般の方も買えるようになっているようです。ご家庭でどなたかが指導できるようならば、是非ともオススメの教材ですよ。指導上の留意点をまとめた詳細な解説もついています。
夏の講習では国語は小5生と小6生を一緒のクラスにします。利用するのは上記の教材の中の「要約力特化」という一冊です。様々な社会科学のテーマについて、絵を見て、資料を見て、要約して、表現する、というルーチンになっています。まさに21世紀型の学力そのものです。自ら考えて行動できる、という学力の育成です。
テーマは「野生生物があぶない」「エネルギー問題」「食料と水の問題」「日本の農林水産業」「福祉問題」「人口問題」「環境問題」「税金について」など。国語の授業というよりも、社会の授業ですね。こうしたテーマについて深く掘り下げながらも、しっかりと図表から事実を読み取り、さらに自分なりの意見にまとめていく。そんな学習を進めていきます。
夏講習なので、○や×で評価できない学力に取り組みます。
個別指導でこの教材を使って指導ができる先生はそんなにいないでしょう。たぶん、夏の講習は、漢字や語句などの知識理解ばかりの指導になっているはずです。miyajukuは違います。たった5日間ですが、うんと濃い時間にします。わたしの国語の授業を受けないと損しますよ、といったものにします。
今年は、思っていた以上に小学生が集まってくれています。アクティブラーニングも採り入れて、プレインアクティブな時間にしていきます。わたしもワクワクしています(^^)