大学在学中は授業料無償化

大学在学中は授業料無償化 自民が検討案まとめる
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171102/k10011208321000.html

選挙の公約でもあった「教育の無償化」の一つとして、大学の授業料の無償化についての自民党の案がまとまったらしい。大学に在学中は、国公立大の授業料相当分となる54万円、入学金28万円程度を支給し、卒業後に一定の年収(初任給の平均250万円程度)をこえた場合、その所得に応じて国に納付する、という制度を考えているようだ。

これが「無償化」っていえるの? という議論はひとまずおいておきましょう。

わたしは良い制度だと思っています。そもそも大学の授業料を親が全額負担する必要はないと思っています。自分が学びたいから大学に進学するのです。もちろん、できるだけ子の援助をしてあげたいという親心はわかりますが、そうすることが当たり前かのような様子はおかしいと考えます。

この制度であれば、私立の文系の授業料の半分、理系の場合は1/3程度が国の支援でまかなえます。親が負担するのは残りの部分。そして、大学を卒業後に子どもが自分で返していく、ということになります。すっきりしていて良いのではないでしょうか。もちろん、実力のある子で、国公立に進学してくれれば、親の負担は限りなく0になるわけです。

今の奨学金制度との違いは、何らかの理由で大学卒業後にしっかりとした収入が得られない立場の場合、返済をする必要がないということです。就活に失敗したり、研究者になるために大学院に進学したり、といった場合、奨学金は返さねばなりませんが、この制度の場合は、一定の収入が得られるようになるまでは返済が免除されるのですから。

このまま国会を通ることはないでしょうから、与野党での活発な議論を是非ともやって欲しいです。すくなくとも、今の「教育ローン」といってもよい「奨学金制度」をよい方向に変えていってほしいいです。