定期試験直前、試験中の塾
ふだんは集団授業だが、試験直前の期間は個別形態の授業に変わり、それぞれの学校の試験範囲や試験科目に合わせて学習内容、講師、などなどを準備している。
これは、中学生も高校生も同じこと。高校生の様々な学校の英語の教科書にもしっかりと対応する。
そんな定期試験前の授業だが、ある一定の傾向がある。出来る生徒は絶対に休まないが、出来ない生徒ほど休むということだ。といっても、ほとんどの生徒は試験中でも塾に来るので、中学生で学年に1人いるかいないか、高校生は間違いなく全員が塾に来る。
欠席する生徒の理由は、自分のペースで勉強したい、試験中なので、といった理由。当然だが、家で勉強するよりも、塾に来た方が集中できるし、密度の濃い学習ができる。もちろん、どんな質問にも即座に答えてももらえるのは塾に来ているこそだ。納得いくまで質問し、学習することができる。当然、得点もアップする。
そもそも、よほど「できる生徒」以外は、勉強に「自分のペース」なんてものはない。出来ない生徒ほど「自分なりのペース」になってムダだらけの学習になってしまうのがオチだ。言い換えると「プレッシャーがかかるのがいや」「勉強圧力がかかるのがいや」「やりたくないことをやらねばならない」といったことになる。
勉強ができるようになるには、自分ができないところをできるようにするしかない。できないところは自分では見つけにくいし、人間なんて弱いものだから、できないところからは逃げたくなるのがつねだ。ある程度の圧力は、できるようになるためには必要不可欠だ。
高い授業料を払っているんだから塾に行って1点でも点数が上がるように塾の先生に勉強をみてもらって来なさい。保護者の方にはお尻をひっぱたいてでもそういって欲しい。また、その期待に応えるために塾は存在している。