中3生の保護者面談
周辺中学の中3生の「中間成績」と呼ばれる2学期の暫定成績が出てきて、保護者の方との2者面談を進めている。なぜかひとつの中学が成績を開示してくれないので困ってしまう。同じ市内の中学校なのだから、そのへんはしっかりと統一して欲しい。
さて、この成績によって何が決まるかというと、併願する私立の学校名が確定するということだ。何度も繰り返すように、私立高校の合否は、前もって各私立高校が出している「基準」をクリアしているかがすべてだ。基準に達していない場合、基本的に受験することはできないし、基準に達していれば基本的に不合格になることもない。
具体的には12月の半ばに各中学校から私立高校に受験者の名簿が出され、そこで事前の相談がおこなわれる。この書類に載っていないと受験することはできない。私立高校の合格はほぼ12月の半ばで決まる、ということだ。これからおこなわれる中学校での三者面談は、基本的にどの私立校を受験するかの最終判断をする場になる。
公立高校については、これも何度も言うようだが、1月末の願書提出までどたばたしてもしかたがない。もちろん、夢や希望ではしかたがないが、すでに何度か受験している模擬試験でD判定だからといってあきらめることもない。まずはここから1か月の間、しっかりと受験勉強を進めていくことだ。miyajukuでは、12月3日に模試を受験してもらうが、この結果と1月8日に受験する模試の結果との「差」が、どの公立高校を受験するかの大きな判断材料になる。
この1か月に「伸ばす」ことができるかどうかがすべてということ。
一日一日を大切にして欲しい。密度の濃い学習をして欲しい。タイムシェアを心がけ、学習時間をしっかりと確保して欲しい。すべては自分のためだ。受験を通じて新たな自分を発見しよう。一皮むけた自分に出会おう。たった2ヶ月半だが、その時間をどう過ごすかは、君たちの未来を決める。