中間試験の範囲がつらい
そろそろ周辺の中学が中間試験の時期だが、いつものように中間試験の範囲がつらいことになっている。
たとえば、T中とM中の数学の範囲。「2次方程式」までしか試験範囲になっていない。3年の学習は「二乗に比例する関数」「相似な図形」「三平方の定理」「円」「標本調査」と残っている。残った学習時間を1月末までととらえても、終わりきらない単元が残されている。
毎年のことだが、これらの範囲は「超特急」で終わらせてしまうことになるのだろう。
社会もつらい。M中の範囲は、歴史と公民の最初の数ページだけが範囲だ。その歴史も、現代史はどうせ公民で扱うからとやらずに、戦後の改革までで終わり。このあと、公民全体の範囲をどうやって終わらせるつもりなんだろう。
こちらも結果的に「超特急」で終わらせてしまうのが目に見えるようだ。
何度もいうことだが、学校の進度に合わせて学習していては入試で大失敗することは間違いない。残された単元の量を考えると、さぁーっと目を通して終わらせてしまうことになるはず。しかも、それらの単元は入試で大切な範囲でもある。
塾では計画的に学習を進めている。数学はすでに「二乗に比例する関数」も「相似な図形」も終わらせているし、社会も「政治分野」までは学習を進めている。とりあえず、ここから数週間は「定期試験対策」のために学習を戻すが、それはそれで入試対策にもなっていくし、そのつもりで学習をしなければならない。
中3生は、あくまでも2月の入試を意識した学習を継続したい。