来春高校入試の基準のみかた

速報しましたように、神奈川県教委から、来春高校入試での各校の基準が発表になりました。

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160600/p1138359.html

とはいっても、多くの生徒、保護者の方は、どこに注目して、何をどう見れば良いのかわからないでしょう。着目点は1点だけです。

第1次選考の比重

学習の記録(学校の成績) : 学力検査 : 面接 : 特色検査 の割合の部分だけに注目してください。中でも、学習の記録(学校の成績) : 学力検査 の比率をみることです。面接については、ほとんど「形」だけのものになりつつあり、現実には差をつけている学校は多くありません。入試の合否は「学習の記録(学校の成績) と学力検査」のふたつで決まっている現実があり、この比率がどうなのかが志望校を決めていく上での大きなファクターになります。

miyajuku周辺校の比率を見て見ましょう

厚木高校 3:5:2:2(特色)
大和高校 3:5:2
海老名高校 3:5:2
座間校校 3:5:2
大和西高校 3:5:2(調査書の英語×2)
大和南高校 4:4:2

昨年までと同じようにほぼ 3:5:2 の比率となりました。

ここで復習です。

学習の記録(学校の成績) : 学力検査 が、3:5の場合は、内申1点が入試2.22点の重み
学習の記録(学校の成績) : 学力検査 が、4:4の場合は、内申1点が入試3.70点の重み

ということです。

内申点で10点の差があった場合、3:5の比率の高校受験では23点で逆転が可能です。4:4の高校受験では、38点をとらないと逆転できません。

学校成績があるけれども実力がいまひとつ、といった生徒は4:4の受験を、逆に学校成績はちょっと足りないけれど、入試では得点がとれるという生徒は3:5の高校受験をすべき、ということです。たとえば、大和西高校は3:5ですが、湘南台高校は4:4です。海老名高校は3:5ですが、松陽高校は4:4です。そうした見方をしながらこの県教委が発表した基準をながめてください。

とはいっても、miyajukuの周辺校はほぼ3:5になっているので、どの高校も「当日の入試得点重視」を打ち出してきているわけです。さらに、海老名、座間と難易度が同程度かそれ以上の高校は、ほとんどが3:5の比率です。このライン以上を目指す生徒は、どちらにしても当日の入試で得点がとれる「実力」をつけねばなりません

がんばりましょう(^o^)

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